妊娠中・授乳中の鉄分サプリの選び方【ドラッグストアで買える】
1. 妊娠中・授乳中の鉄分不足の原因
妊娠中・授乳中は、母体と胎児・乳児の血液量が増えるため、鉄分不足になりやすい傾向にあります。特に、妊娠中期以降は、赤ちゃんの成長が著しくなるため、鉄分の必要量が急激に増加します。
鉄分不足になると、貧血の症状が現れます。貧血になると、息切れや動悸、疲労感などの症状が現れ、日常生活に支障をきたす可能性があります。
2. 鉄分サプリの選び方
妊娠中・授乳中に鉄分サプリを利用する場合は、以下の点に注意して選びましょう。
- 鉄分の含有量
鉄分サプリには、1日当たりの鉄分含有量が異なるものがあります。妊娠中・授乳中の鉄分不足の予防には、1日当たり10mg程度の鉄分の摂取が推奨されています。
- 鉄の形状
鉄には、吸収率の良い「ヘム鉄」と、吸収率の悪い「非ヘム鉄」の2種類があります。妊娠中・授乳中は、吸収率の良いヘム鉄を含むサプリを選ぶとよいでしょう。
- その他の成分
鉄分サプリには、鉄の吸収を助けるビタミンCや、胃腸の調子を整える成分が配合されているものもあります。
3. ドラッグストアで買える鉄分サプリのおすすめ
ドラッグストアで買える鉄分サプリの中から、おすすめの商品をいくつかご紹介します。
- ウコンの力 鉄分プラス（大正製薬）
ウコンの力に、鉄分とビタミンCを配合したサプリメントです。ウコンの力は、胃腸の調子を整える効果が期待できます。
- ママスタイル マタニティチャージ鉄プラス（和光堂）
妊娠中・授乳期に必要な栄養素をバランスよく配合したサプリメントです。鉄分に加えて、葉酸やカルシウム、ビタミンDなども含まれています。
- DHC 鉄分&葉酸（DHC）
鉄分と葉酸をバランスよく配合したサプリメントです。鉄分はヘム鉄を、葉酸は葉酸を配合しています。
4. 鉄分サプリを利用する際の注意点
鉄分サプリを利用する際は、以下の点に注意しましょう。
- 空腹時に服用する
鉄分は、空腹時に吸収率が上がります。
- 水やぬるま湯で服用する
鉄分は、コーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲み物と一緒に服用すると、吸収が阻害される可能性があります。
- 副作用に注意する
鉄分サプリを摂取すると、下痢や便秘、吐き気などの副作用が出ることがあります。副作用が現れた場合は、服用を中止し、医師や薬剤師に相談しましょう。
5. まとめ
妊娠中・授乳中は、鉄分不足になりやすいため、鉄分サプリの利用を検討してみてはいかがでしょうか。ただし、鉄分サプリは、医師や薬剤師に相談してから利用するようにしましょう。
この記事では、妊娠中・授乳中の鉄分不足の原因や、鉄分サプリの選び方、おすすめの商品などについて解説しました。ご参考になれば幸いです。
